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昭和初期の流行歌SPレコードを当時と同じように蓄音機で再生し、その魅力を動画で紹介するサイトです。
SPレコードは1分間に78回転で再生する古いタイプのレコードです。蓄音機は、手巻きによるゼンマイ駆動でレコードを回転させ、サウンドボックスに連結した鉄針で溝をトレースして音を出し、それを内蔵ホーンで大きな音にします(管楽器と同じしくみ)。
流行歌の時代は昭和3年(1928年)頃に始まりました。日本ビクター、日本コロムビア、日本ポリドールなど外資系のレコード会社が次々と発足し、電気録音による高音質のSPレコードの製造販売を始めたのです。やがて、多くのヒット曲、人気歌手が生まれ、流行歌は映画とともに庶民の娯楽として愛好され、広く普及していきます。昭和10年代前半は流行歌の全盛期でした。
しかし戦前・戦中の流行歌は、ヒット曲を除いて、今では聴く機会もなく、忘れ去られようとしています。とても残念なことです。その魅力を若い人たちに知ってほしいと思い、明るく楽しい歌(おもに青春歌謡やジャズ・ソングなど)を選んで、蓄音機で再生している動画を2014年からYouTubeに投稿しています。2025年1月現在、約500曲です。なお、これまでヒット曲は控えていましたが、2024年6月から加えました。

このサイトは、これらの投稿動画を「歌手別」「作曲家別」などに整理して紹介するために作りました。個人の趣味ですので、歌手や選曲に偏りがあることをご了解ください。
タイトル下のサイトナビゲーションで歌手や作曲家のページを選んでください。

今月のオススメ(2025年3月) 春の歌

①春の溜息 月村光子、ポリドール・リズム・ボーイズ(昭和11年)


②輝く春 松平 晃(昭和12年)


③春粧譜 二葉あき子(昭和17年)

 

お知らせ

2025年1月13日 昨年8月以降新たにアップした80曲余りをホームページに連結し、赤字で表示しました。 現在アップしているのは、全部で約500曲です。
2024年6月30日 しばらくお休みしていましたが、2年半ぶりにYouTubeへのアップを再開しました。
2022年1月11日 過去に一度アップしたあとで削除した21曲を、著作権上問題がないことがわかりましたので、再度アップしました。
2021年12月31日 二葉あき子の16曲の歌詞をレコードから聴き取り、YouTubeのコメント欄に記載しました。CD「二葉あき子全集」に収載されている曲は除いています。
2020年9月7日 中野忠晴の35曲の歌詞をレコードから聴き取り、YouTubeのコメント欄に記載しました。CD「中野忠晴とコロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ」に収載されている曲は除いています。
2016年3月2日 このサイト「蓄音機で聴く昭和の流行歌 戦前・戦中篇」を立ち上げました。